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2022.05.27

Thank you Dad! “2022父の日ギフト・おつまみナッツセレクション”ご予約受付中!

2022父の日ギフトラッピング無し

6月19日(日)は父の日ですね!
一粒万倍グラノーラでは、”2022父の日のギフト・おつまみナッツセレクション”を販売します!
大人気のアップサイクル商品「モルトクラッカー」と、
一粒万倍グラノーラオリジナルのフレーバーナッツ4種をセットにしたギフトボックスは、
お酒好きのお父さんに喜ばれること間違いなし!

2022父の日ギフト箱無し俯瞰

ナッツは、それぞれがカップ入りの商品なので、どこでも手軽に食べることができ、
お家ではもちろん、屋外レジャーのお供にもぴったりです。
(モルトクラッカーも保存に便利なチャック付きの袋入りです!)

2022父の日ギフト中身

父の日だけではなく、友人へのプレゼントやちょっとした手土産などにもおすすめの商品です。
”2022父の日のギフト・おつまみナッツセレクション”は、
ただいまご予約受付しております。ぜひご利用ください!
※商品は、お届け希望日がない場合は、6月2日(木)から順次発送いたします。
※お届け希望日がある場合は6月4日(土)以降のお日にちをご指定ください。
※6月19日(日)に確実にお受け取りをご希望の場合は、6月12日(日)までにご注文ください。
※誠に勝手ながら、6月17日(金)~19日(日)のお届けにつきましては、大変混雑することが
予想されます。運搬状況によりお届け日が前後することがございますことをあらかじめご了承くだ
さいませ。
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★セット内容
・モルトクラッカー(アップサイクル商品) 120g
一粒万倍グラノーラの人気アップサイクル商品!
ビールを醸造する際に出るモルト粕(麦芽粕)を使用して焼きあげたクラッカーは、
モルト粕のほのかな甘みと香ばしさが感じられる、シンプルな味わいが特徴です。
そのままでも美味しく、チーズや生ハムと合わせてよりリッチなおつまみをお楽しみいただけます。
【原材料名】
小麦粉、モルトフラワー、オリーブオイル、チャットマサラ、
ベーキングパウダー、塩/膨張剤
※原材料の一部に小麦を使用。

・無添加ミックスナッツ カップ入り120g
厳選された質の良いナッツを使用した、塩・油不使用のヘルシーな無添加ナッツミックス。
ナッツそれぞれの風味を存分にお楽しみいただけます。
【原材料名】
アーモンド(アメリカ産)、カシューナッツ、クルミ

・チャットマサラ カップ入り100g
一粒万倍グラノーラの人気商品「チャットマサラ」は、14種類ものスパイスがミックスされた
インディアンスパイスを使用。3種のナッツにレーズンの甘酸っぱさが絶妙のアクセントとなり、
ビールのおつまみにぴったりの一品です。
【原材料名】
アーモンド(アメリカ産)、カシューナッツ、クルミ、レーズン、
メープルシロップ、チャットマサラ、オリーブオイル

・ハニーバター カップ入り100g
甘ーいハチミツと、コクのあるバターの風味をしっかりとからめて焼きあげたナッツは、
塩気が程よく加わって、やめられない止まらないおつまみに!
ナッツ好きにはたまらない味わいです。
【原材料名】
カシューナッツ(インド産)、アーモンド、クルミ、砂糖、ハチミツ、
バターミルクパウダー、食用風味油、塩/香料、乳化剤

・ローズマリー&オリーブオイル カップ入り100g
2種類のナッツの香ばしさに、オリーブオイルの風味と黒砂糖のコクのある甘さが程よくマッチ。
ローズマリーの爽やかな香りがアクセントとなり、くせになる味わいを引き出しています。
一粒万倍グラノーラならではのフレーバーナッツです。
【原材料名】
アーモンド(アメリカ産)、カシューナッツ、有機パンプキンシード、
有機黒砂糖、オリーブオイル、ローズマリー、塩

※賞味期限 モルトクラッカー・・・製造から4ヶ月のもの
その他ナッツ商品・・・製造から2ヶ月のもの
※同施設内でオレンジ、大豆、カシューナッツ、アーモンド、キウイフルーツ、
クルミ、バナナ、リンゴ、小麦、卵、乳、落花生を使用しています。
※高温多湿、直射日光を避けて保存してください。
※開封後はお早めにお召しあがりください。

2022父の日ギフトリボン
※透明フィルムにリボンをかけてラッピングいたします(上記画像参照)。


2022.05.19

イタリア・ミラノから「くいしんぼうのイタリア食ノート」が届きました!

食をより深く研究するために、現在イタリア・ミラノへと単身渡っている一粒万倍グラノーラのオーナー・板垣 香織。月に2回ほどのペースでイタリアからの情報をお届けしています。その名も「くいしんぼうのイタリア食ノート」。板垣が感じるイタリアをどうぞお楽しみください!


【くいしんぼうのイタリア食ノート Vo.4】
明るくて悲しいイタリア。

ミラノに来てしばらく経った頃、ウォーキングに来ていた公園のベンチで休憩を取りながら、家族連れや散歩をしている人々をしばらく眺めていたことがある。「ミラノに来たんだなー。」とじんわりと実感が沸いてきたと同時に、なぜか悲しい気分もじわじわと襲ってきた。もうホームシックが始まったのか!と思ったけれど、少し早すぎではないか。大学院も始まり、イタリア人の友人や大家と話す機会も増え、学生生活も楽しくなってくるはずだったけれど、何かが違う・・。

イタリアと言えば、おしゃれで明るいラテン男と美味しいイタリアン!ほとんどの日本人が持つイタリアのイメージだ。もちろん、わたしもそう思ってミラノに来た。

けれど、ミラノで暮らすようになると、日本人の「イタリア」のイメージが偏っていることが気になり始める。確かに、イタリア人男性のスーツはキュっとウエストが締まっているし、シャツを腕まくりした姿は本当に素敵だ。朝のカフェで、さっとエスプレッソを飲んで立ち去る姿も様になっている。ミラノのジェラートもピザも美味しい。けれど、思っていたのと違う。なぜだか悲しいのだ。

そして、その理由が少しずつ分かってきた。人々が笑っていない・・。地下鉄も、エレベーターも、すれ違う人たちもみんな笑っていないのだ。アメリカで頬の筋肉が鍛えられそうになるほど作り笑いを練習した私は、イタリア人もアメリカ人のように他人でも笑顔で挨拶を交わすものだと思っていたのだ。話を聞いてみると、どうやら特にミラノは特にクールな人達が多いらしい。「南の方は違うと思うよ!」といわれたことが何度もあるけれど、南イタリアは違う雰囲気なのだろうか。

元々、イタリアは地域性が強くクラスの友人もローマ人、ナポリ人、シチリア人などそれぞれの個性を強く持っていて、地元愛がかなり強い。もちろん、家族の絆も強いのだけれど、それが排他的で保守的になっている一面もあるのだ。「ミラノで仲の良い友達を作るのは本当に難しいのよ。」と大家が言った時には、本当にびっくりしてしまった。イタリア人のイメージからは正反対かもしれないけれど、「知り合い」は沢山できても、「家族や親せき(その親友)」などの外にいる人達がその仲間に入るにはかなり長い時間がかかるというのだ。そして、家族や親せきの中では、嫁姑問題があったり、マザコン息子がいつまでも家に居座っていたり、常に近所や親せきの目を気にしながら暮らしている。その辺は日本と似ている点かもしれない。

もちろん、食に対してのこだわりも半端ではない。ナポリのピザ、ジェノバのジェノベーゼ、ミラノのリゾット、シチリアのグラニータなどなど、数えきれないほどの美味しいものがイタリアにはある。けれど、それぞれの地域の料理のスタイルは完全に固定されていて、アレンジは許されない。どこのピザ屋でもマルゲリータが一番人気だし、具もほとんど変わらない。

そんな保守的な空気と、笑顔の少なさに悲しくなっていたけれど、最近は少し慣れてきた。今ではすっかり大家の家族の一員のようになっているし、そうなると毎日うっとうしいくらいおせっかいでおしゃべりで、朝から明るい笑顔で私を迎えてくれる。

ミラノに来てから見た「The Hand of God」という映画がある。機会があったら是非見て欲しい作品だ。ナポリを舞台にした監督の自伝的映画で、主人公の青年の成長と家族を描いた物語。家族の食卓の明るいシーンと個人が抱えている問題のコントラストがわたしの感じたイタリアそのものだった。イタリア人は保守的で悲観的だからこそ、自分の人生や運命を変えたいと思っていて、サッカーに熱狂したり、芸術に夢をみている気がする。
イタリア人は悲しみを抱えているから明るいのだ。

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ミラノ4(2)

ミラノ4(3)

ミラノ4(4)

ミラノ4(5)

ミラノ4(6)

 

写真は、大家さんと一緒に作ったご飯
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【筆者】板垣香織(Kaori Itagaki)
東京と神戸を拠点として活動中。建築家。デザイナー。
イートリートフード&デザイン代表。一粒万倍グラノーラ運営。
k2-foundation architect and design主宰。
米コロンビア大学東アジア研究所/建築・都市計画学科へ客員研究員として留学中に
アメリカの食文化に触発され「意(意匠)・食・住」を考える活動をスタート。
建築設計・デザイン、アート&フードディレクション、企業への商品企画などを行っている。
2021年より、イタリア・ミラノにあるミラノ工科大のデザインスクールにて、
「Design for Food」という分野で、新しい学問としての”食”をより深く研究している。